数年前から自宅のスマートホーム化を目指して、音声操作できるガジェット・生活家電を積極的に導入してきています。
導入してみたアイテムは10個以上。どれも快適な生活に欠かせない大事なアイテムです。
数々の製品の中でも最も便利だと感じたアイテムを一つ上げるとするとまっさきに頭に浮かぶのがスマートリモコン。
リモコン操作できる家電をお手軽にスマート家電のように扱うことが出来るようになるガジェットで、スマートホーム化の入門にうってつけだからです。
タカヒロ
テレビやリモコン、照明のON/OFFが音声やスマホから操作できるようになるだけで、めちゃくちゃ生活が便利になりますよ!
そんなスマートリモコン、SwitchBotハブやNutureRemoなどの製品が高い人気を誇っているのですが、最近気になる製品を発見しました。
ラトックシステム社のsmalia(スマリア)スマートリモコンというアイテムです。
実際に使用感をチェックしてみたところ、下記のような特徴も持つ素晴らしいアイテムだったので本記事にて紹介したいと思います!
本記事はメーカーに製品提供いただき、作成しています。
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smaliaスマートリモコンの外観
今回提供いただいたsmaliaスマートリモコン。
大阪に本社を構えるラトックシステム株式会社から2022年7月に販売開始となったスマート学習リモコンです。
さっそくパッケージを開封すると付属品がずらり。
- スマートリモコン本体
- USB給電ケーブル
- USB ACアダプター
- 取扱説明書
そしてこちらが白を基調としたスマート学習リモコン本体。ちょっと可愛いデザインのアンテナが本体サイドに付いているのが特徴的。
このアンテナは温度・湿度・照度センサーの役割を果たすもので、このスマートリモコンの目玉機能の一つとなっています。詳しくはのちほど。
本体背面には壁掛け用の穴を搭載。フックなどがついた壁に引っ掛けて使用することが出来る構造になっています。
smaliaスマートリモコンの設定方法
smaliaスマートリモコンの外観をチェックした後はさっそく初期設定をおこなっていきます。
設定の流れを簡単に紹介します。
アプリインストールからAlexaとの認証までとてもスムーズに行うことが出来ました。
UIの親切さやわかりやすさはさすが日本メーカーといったところです!
smaliaスマートリモコンの特徴
それではここからは実際にsmaliaスマートリモコンを使用してみて感じた本製品の特徴を紹介していきます。
リモコン付き家電の操作をスマホに集約できる
smaliaスマートリモコンがあれば、家中のリモコンをスマホ一台に集約できるようになります。
リモコンがスマホにまとまると下記のようなメリットがあってとても便利です。
- リモコンをとりに行くために立ち上がる手間が省ける
- リモコンが手元にない時、探す手間がなくなる
- リモコンの乾電池切れなどのストレスから解放される
さらにアプリに登録したリモコンとアレクサ or Google Assistantを連携すれば、家電の音声操作を行うことも出来るようになります。
音声操作対応の家電に買い換えずとも自宅のスマートホーム化を気軽に始められるのが、嬉しいポイント。
750種類以上のプリセットがあるから家電の登録が楽
smaliaスマートリモコンは主要メーカーの750以上のリモコンが専用アプリにプリセットとして登録されています。
このおかげで家電を追加するのがとにかく楽なのが素晴らしいです。
プリセットのラインナップがいまいちなスマートリモコンを購入してしまうと、手動で一つ一つのボタンごとに機能をアプリに登録していかなければならずとても面倒くさいんですよね…。
僕が使っている家電はすべてプリセットが登録されていたので、ものの数分ですべて登録が完了しました。
スマートリモコンを買うならプリセットの豊富さが重要、コレはぜひ覚えておいてもらいたいポイントです。
温度・湿度・照度センサー付きなのが便利
スマートリモコンといえば、SwitchBot社やNatureRemo社の製品が有名ですが、これらの商品は下記のようなシンプルな使い方しかできないのが弱点でした。
- 登録した家電をスマホから操作
- 登録した家電を音声操作
- 予め決めた時間に電源をON/OFF
それに対してsmaliaスマートリモコンは温度・湿度・照度センサーを標準装備しているので下記のようなことも行うことが出来るようになります。
- 室温が26°以上になったら部屋のエアコンを付ける
- 湿度が50%を下回ったら加湿器をONにする
タカヒロ
センサーがあるとスマートリモコンを使用してできることの幅が広がるのでとても便利!
照度センサーは今後のアップデートに期待
唯一気になったのは照度センサーを用いて部屋が暗くなってきたら照明をONにするといった設定ができないということ。
照明の消し忘れを確認したり、植物育成に必要な灯りが確保できているかなどを確認するぐらいしか使い所がないので、今後アプリのアップデートで活用の幅が広がるのを期待します。
Wi-Fiは2.4GHz&5GHzどちらにも対応
WI-Fiルーターの周波数は2.4GHz or 5GHzのどちらかを採用しているか、切り替えることが出来る製品が一般的です。
smaliaスマートリモコンは2.4GHz&5GHzどちらの周波数にも対応しているので、Wi−Fiルーターとの相性を考えずに使うことが出来るのが便利です。
念の為掲載しておくと、5GHzと2.4GHzの周波数には下記のような違いがあります。
5GHz | 2.4GHz | |
特徴 |
・床や壁の影響を受けやすく、遠くまで届きづらい ・ルーターによっては使えない ・通信速度が速い |
・床や壁の影響を受けにくく、遠くまで届く ・同じ周波数を使う家電が多く、電波干渉が起こりやすい ・大半のルーターで使うことができる ・5GHzと比較すると通信速度が遅い |
smaliaスマートリモコン レビューまとめ
smaliaスマートリモコンを使ってみて感じたメリットやデメリットをまとめてきました。
日本メーカーが手掛けるスマートリモコンであることもあり、UIも親切な設計がなされており、とても使いやすいと感じました。
個人的に一番おもろしいと思ったのは温度・湿度・照度センサーが標準装備されているという点。
このおかげで下記のような複雑なシーン追加ができるようになり、自宅のスマートホーム化をぐっと加速させることが出来るからです。
- 室温が26°以上になったら部屋のエアコンを付ける
- 湿度が50%を下回ったら加湿器をONにする
もしかしたら人によってはオーバースペックになってしまうかもしれませんが、「スマートリモコン一台で自宅のスマートホーム化をどんどん進めていきたい!」という方には非常に魅力的な製品なのではないかと思います。
- 家中のリモコンをスマホに集約できる
- アプリUIがわかりやすい
- 750以上のプリセットがあるから家電の登録が楽
- 温度・湿度・照度センサー付きだから複雑なシーン追加ができる
- Wi-Fiは2.4GHz&5GHzどちらにも対応
- 付加価値が高い分他社製品より値段が高い
- 照度センサーは活躍どころが今のところあまりない