スケルトン仕様のデザインやアクティブノイズキャンセリングが搭載されているのにも関わらず1万円台で購入できるコスパの高さが魅力のNothing製イヤホン。
非常に洗練されたプロダクトで僕も日頃から愛用しているワイヤレスイヤホンです。
そんなワイヤレスイヤホンの最新作が2024年4月に2種類同時に発売されました!
Nothingファンの僕としては試さずにはいられない!ということで実機を手に入れたので、上記2機種の使用してみた感想を紹介していきたいと思います。
Nothingのイヤホンが気になっている方やNothing EarとEar (a)の違いが知りたい方はぜひチェックしてみてください!
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Nothing EarとEar (a)の概要
今回提供いただいたNothing EarとEar (a)。2024年4月にNothingから発売された最新のアクティブノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンです。
それぞれ下記の位置付けの商品となっています。
- Nothing Ear
- Nothing Ear (2)の後継機となるハイエンドモデルのワイヤレスイヤホン。
- Nothing Ear (a)
- Nothing Earの廉価版モデル。機能を削ることで安価な価格帯を実現。
Nothing EarとEar (a)の違い比較
ここからは実際に2つのモデルを2週間ほどほど使用してみて感じた両者の違いを6つに分けて解説していきます。
音質はNothing Earの方が一歩上
Nothing EarとEar (a)はどちらも11mのダイナミックドライバーを搭載しているのですが、振動板の素材が異なります。
これによってNothing Earのほうがより繊細な音の響きを再現しやすくなっています。
- Nothing Ear
- 振動板の素材にセラミックを使用
- Nothing Ear (a)
- 振動板の素材にPMIおよびTPUを使用
実際に両者を聴き比べてみると確かにNothing Earのほうが音質は一歩先を進んでいる感じがします。ただ、Nothing Ear (a)でも十分に満足できるクオリティ。
両モデルとも前モデルのNothing Ear(2)と聴き比べると、大幅に音質が向上しているのを感じることができるので、よほど音質に拘らない限りはNothing Ear (a)でも十分だと感じました。
Nothing Ear (2) レビュー!音質・デザイン文句なしの完全ワイヤレスイヤホンノイズキャンセリング機能の効き具合はどちらも一緒
Nothing EarとEar (a)はどちらも「アダプティブANC機能」を搭載しており、前モデルより最大1.8倍のノイズ除去を実現しています。
手持ちのAirPodsPro(第2世代)をベースに評価するとノイキャン性能の聞き具合は下記のような評価です。
AirPods Pro 10点 > Nothing Ear・Eae(a) 8.5点 > Nothing Ear(2) 7点
ノイズキャンセリング機能の差は両機種に差がないと覚えておいてもらえればOKです。
サイズ・カラーEar (a)のほうが魅力的
2つ目の違いはサイズやカラーバリエーションです。それぞれ下記のようなスペックになっています。
- Nothing Ear
- Nothing Ear (2)とほぼ同じサイズ感。カラーはブラック・ホワイトの2色展開。
- Nothing Ear (a)
- Nothing Earよりも一回りコンパクトなサイズ感でブラック・ホワイト・イエローの3色展開。
これまでNothingのイヤホンを愛用してきた僕にとってはNothing Ear (a)の一回りコンパクトなサイズ感や新色のイエローはとても新鮮。
今回は比較しやすいように両モデルともホワイトを提供いただいていますが、プライベートでイエローを購入予定。
僅かに軽量化もされてるし、過去にNothingイヤホンを買ったことがある方にはEar (a)をお勧めしたいです。
ワイヤレス充電はNothing Earのみ搭載
Nothing EarとEar (a)は下記の通り、充電方式に差があります。
- Nothing Ear
- ワイヤレス充電、有線充電に対応
- Nothing Ear (a)
- 有線充電のみ対応
Nothing EarはQi対応のワイヤレス充電器などでチャージができますし、リバースチャージ対応のAndroidスマホを持っていてれば、スマホの背面にケースをおいて充電することも可能。
個人的には有線充電で十分かと思いますが、より柔軟に充電できる環境がほしい方にはNothing Earがおすすめです。
Nothing Earの方が対応コーデックが豊富
Nothing EarとEar (a)と比べると対応するコーデックが豊富です。
- Nothing Ear
- SBC/AAC/LDAC/LHDC 5.0
- Nothing Ear (a)
- SBC/AAC/LDAC
差分となっているLHDC 5.0は高音質と低遅延を両立する規格。
ゲームや動画鑑賞をよくする方で音声と映像のズレにとてもシビアな方はNothing Earを選んだ方が良いでしょう。
価格はNothing Ear (a)のほうが安価
価格は下記の通りNothing Earのほうが8,000円高い価格設定です。
- Nothing Ear
- 22,800円(税込)
- Nothing Ear (a)
- 14,800円(税込)
下記の3点がNothing Earの方が優位な点となっており、ここに8,000円の価値を感じることができるかどうかが、どっちを選ぶかの分岐点になります。
- 振動板に採用されている素材がセラミックでより高音質に音楽を楽しめる
- 音質最適化機能を搭載している
- ワイヤレス充電に対応している
どちらもあったら嬉しい点ではありますが、8000円払う価値があるかと言われるとちょっと難しいなぁというのが個人的な感想。
差額分をケースの保護フィルムやイヤーチップに払った方が満足度が高い買い物になりそうです。
Nothing EarとEar (a)スペック比較表
ここまでNothing EarとEar (a)の違いを6つに分けて解説してきました。紹介しきれなかった細かな点も含めて改めて両者の違いをまとめると下記のようになります。
Nothing EarとEar (a)はそれぞれどんな人におすすめ?
これまでの内容を踏まえるとNothing EarとEar (a)はそれぞれ下記のような方におすすめのアイテムです。
- とにかく音質にこだわりたい
- ワイヤレス充電を頻繁に使う
- カラーやサイズにこだわりはない
- 音質と価格のバンランスを取りたい
- 充電は有線ケーブルのみで十分
- コンパクトなケースに魅力を感じる
- イエローの新色に魅力を感じる
Nothing EarとEar (a)レビューまとめ
Nothing EarとEar (a)を両方とも使用した上で両者の違いを6つに分けて解説してきました。
どちらも前モデルから音質・ANCの効き具合どちらも進化しており、買いなアイテムだと多います。
その上でEar (a)が外観的な変化も大きくコストパフォーマンスに優れていると思うので、僕としてはNothingEar (a)をお勧めしたいです。
ぜひ本記事がNothing製イヤホン購入の一助になれば幸いです。それではまた。